倉敷駅前再開発から4半世紀。倉敷市は「まちづくりプラン」なるものを色々と発表しましたが、何一つ実現されていません。商店街から「まちづくりに市の方針が無い」と厳しい意見が上がっています。
駅前再開発後、駅東再開発と寿町踏切の地下道建設が進められていましたが、17年前大きな方針転換が行われました。それが岡山市民が「いらない」と言った「チボリ」を県言いなりに受け入れたことです。そして「チボリを起爆剤に」駅北250haの開発と鉄道高架が計画され、駅東再開発・地下道計画はストップされました。
チボリが失敗し来年3月からクラボウに土地返還されるとき、「チボリを起爆剤にした開発」こそ見直しが必要ではないでしょうか。しかし、倉敷市は、駅東再開発を土地区画整理に変更し、チボリ跡地を大型商業施設立地可能に用途変更した上、鉄道高架と住民が反対する第二土地区画整理の推進に固執しています。
倉敷市がポストチボリとして、商店街を潰す大型店誘致、投資「効果」の無い大型事業・鉄道高架、住民無視の土地区画整理などを強行するなら、市民は最悪のまちづくり政策にストップをかけ、自らのまちを自らの手で守り、住みよいまちづくりを進める運動を起こすでしょう。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。