私たちの倉敷市政をつくる会(高田雅之代表)主催の「チボリ跡地問題を考える集会」が11月27日(金)午後6時30分時倉敷労働会館で計画されています。チボリ跡地へのイトーヨーカ堂大型商業施設誘致に市民の声を集めようというものです。
18年前、チボリ誘致に際して、市民から反対の声が大きく上がりましたが、市民的な議論を経ることなく強行されました。今回の大型商業施設誘致に対して「チボリより悪い」と反対する声、「チボリの二の舞になるのではないか」と懸念する声が上がっています。今こそ市民的な議論が必要ではないでしょうか。
伊東香織倉敷市長は「倉敷駅の南北を一体とした、人々の回遊を生む新たな商業、観光拠点として、この開発を位置づける」「倉敷の新しい顔になる」と言いました(9月議会)。しかし、「商店街が潰される」と反対する声、「美観地区でない、新しい顔が倉敷に要るのか」という疑問の声に対して、具体的な回答になっていません。
建物が撤去され緑だけが残った跡地は、クラボウが工場閉鎖した頃に戻ります。クラボウがこの土地をどう活かそうとするのか、市民に喜ばれることが一番ではないでしょうか。伊東市長は、市民の声を聞く会を開くなどを実施する、と答弁していますが、クラボウに対して、市民の声を十分反映させるべきです。
市民の声の1つは「倉敷用水緑道公園」で、これは倉敷市とクラボウとの協議で実現可能性が出ています。しかし、それ以外には、市民の声が反映されていません。「チボリ跡地問題を考える集会」でしっかり議論しようではありませんか。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。