4月29日41歳の若さで、脳内出血のため、いとこの「ひとみ」が逝ってしまいました。叔母と叔父の悲嘆には慰めの言葉もないくらいです。「ひとみ」が両親と一緒に、母の一周忌に何年ぶりかに倉敷に来てくれたとき、孫たちにもてる優しい女性になっていて、結婚はまだなのか、いい人と結ばれたらいいのに、と思ったばかりでした。
両親ともに老年の体調不良を抱え、一人娘の「ひとみ」に負担がかかるのではないか、とそればかり心配していたら、娘の方が先に逝ってしまった、と涙を流していました。人一倍周囲の人に気を遣い、自分を犠牲にしていたのではないか、無理をしていたのではないか、など後から色々思うことばかりのようです。
叔母は、娘の着ていたもの、持ち物、ピアノ教室の教師としてもっていたもの、それを手にしたときの娘との思い出が湧いてきて、涙が止まらない、と言っていました。もうすぐ初盆です。どうか叔父と叔母が少しでも元気になって、二人して生きて行ってもらえたらよいのに、と願わずにはいられません。
写真は、我が家のはす田です。白い無垢の花のような「ひとみ」でした。
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