倉敷市は「ポストチボリ」と称して、チボリ跡地に、花と緑を残した倉敷用水緑道公園など公園を構想しています。しかし、岡山県も「チボリは公園だ」と言って、莫大な税金を投入してきました(県民・市民はレジャーランドに税金投入するな、と言いましたが)。破綻・閉園したチボリ跡地に対する倉敷市の構想は、県がやったこととどう違うのか、同じではないか、と言う見方があります。
チボリ跡地はクラボウ所有地に戻ります(2010年2月まで月5000万円地代支払いが続く)。クラボウが自分の所有地をどうするか。また、チボリ公園として囲い込まれていた倉敷用水と側道は当然倉敷市の所有だから、通常の河川・側道のように市民が自由通行出来るはずです。この2つのことが「ポストチボリ」問題です。
倉敷用水緑道公園化は、第二土地区画整理(倉敷市施行)地区内で計画されている倉敷用水緑道公園につながります。「チボリ」のために囲い込まれていた用水周辺を市民に開放することは歓迎されています。しかし、区画整理に地域住民の合意はなく、従って区域内の緑道公園は合意されていません。
こうして、「ポストチボリ」事業に、第二土地区画整理の住民合意が前提になるのではないでしょうか。伊東市長は、住民合意に向けてどんな努力をしようとしているのでしょうか。
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