総選挙直後に行われた総社市議選では、日本共産党の2人の候補者が史上最高の3,070票を獲得し、2位と7位という高位で当選しました。
4年前、合併特例による過大定数を問題だとして、議会リコールが起こり、日本共産党は、住民と共にリコール運動を成功させましたが、選挙では2人とも落選させてしまいました。
この4年間地を這うような努力を重ね、今回見事に2人共返り咲きを果たしました。公明党が1,878票と伸ばしましたが、日本共産党はそれを約200票上回りました。これは新しい情勢の到来を告げていると思います。
4年前と比べて支援の輪が大きく広がり、大幅な得票増(約180%増)となった理由は何でしょうか。ある支援者が「4年前は共産党の選挙はようしなかったが、今回は共産党で何の抵抗感も無かった。時代が変わった」と言いました。自民・公明政権を選挙で大敗・退場させたことを喜ぶ市民には「何の抵抗感も無く共産党の選挙が出来た」のです。
市民にとって良いことは進め、悪いことは止めさせ、問題点を正す「建設的野党」として、日本共産党が市民に認められた、と言うことではないでしょうか。
このところマニュフェスト実行として、マスコミが新政権の動きを大きく報道しています。巨大ダム建設のムダ遣いをやめる、25%の二酸化炭素削減目標、核兵器廃絶へのイニィシャティヴなど、現実政治の動きが日本共産党の主張と同じ方向を示し始めています。国民がこうあるべきだと思っていることを日本共産党が主張しても、自民・公明政権の下ではなかなか通らなかったが、新政権のマニュフェストとして実現が図られれば「共産党もがんばった」と言っていただけるのではないでしょうか。
しかし、それに安住していてはなりません。日本共産党は今、政府与党よりも「進んだ視点」をもって「事に通じる」努力を行い、「知恵と力を尽くし」て「本気で政治を前に動かす」仕事をしようとしています。また、国民要求を抑え込もうとする動きに対して草の根から運動を起こして闘い、また、国民の「SOS」を受け止め苦難軽減に尽す、この取り組みをさらに強めようとしています。
そして、議会で日本共産党の力を伸ばし、真の「国民が主人公」の政治実現へ勇躍してがんばる時だと強く思っています。
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