11日は、JA岡山西船穂支店を訪ね、小野支店長さんらから実状を聞きました。
極早マスカットは1箱2200円。加温費重油47円/Lで何とかやってきたが、昨年63円/Lとなって農業所得は35%減った。今年90~100円になれば赤字に転落する。二重ビニールや廃熱回収で熱効率をよくしても、春先に急冷した時には加温が要るので、重油高騰を何とかする以外に方法は無い。高値が続けばマスカット栽培を止めなければならない。深刻な状況が訴えられました。
倉敷ブランドになった「船穂マスカット」が危機に瀕しているのです。漁業も、農業も原油高騰で壊滅的打撃を受けることがはっきりしました。倉敷市、岡山県そして政府に、根本的対策を求めていかなくてはなりません。
コメント