岡山市御津伊田(旧御津町)にある岡山県動物愛護センターを見学しました。そこでは、捕獲された野犬、飼い主のない犬猫などの収容及び譲渡事業が行われています。
2006年度3778匹の犬猫が収容され、処分されたものが3668匹 、譲渡されたのは、わずか56匹(2005年度)に止まっています。全国的にも犬猫の収容数が増大し、えさ代がかさむ中で殺処分が9割を超え、問題視されています。
この度環境省は、「動物愛護管理推進 費」として、えさ代などの財政支援を2008年度交付税に盛り込みます。10年間で収容数を半減させ、譲渡数を増やして殺処分を減らそうとしている、と報じられています(08.1.27付山陽新聞)。
しかし、発生源対策が一番ではないでしょうか。動物愛護法への改正を受けて、私は2005年12月議会で「避妊手術補助」を求め、人間と犬猫の共生社会を訴えました。
なお「ドッグラン」と呼ばれる「犬の遊園地」が各地に作られていますが、このセンターには広い敷地をそれに充てていました(下の写真)。
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