26、27日千葉県館山市を視察し、戦争遺跡保存運動について、調査しました。
写真上は、館山海軍航空隊「赤山」地下壕跡で、「本土決戦」に備えて造られたもの。「戦闘指揮所」と彫刻された看板が残っている。総延長2kmの地下壕、燃料タンク基地跡があるが、公開されているのは安全性が確認された250m区間のみ。2005年館山市文化財(史跡)に指定されています。
写真下は、正面に「南無阿弥陀仏」とあり、他の3面に「ハングル文字」「サンスクリット文字」「中国のてん字」で同一意味を刻字した1624年建立の「四面石塔」。東アジア交流の歴史を示しています。
戦争遺跡も歴史遺跡と捉え、「地域まるごとミュージアム」構想を目指し、「NPO法人南房総文化財・戦跡保存活用フォーラム」が結成され、活発な活動を展開していることに、学ぶところ大です。
その節はお世話になりました。
南房総文化財・戦跡活用フォーラムから名称が変わり、
公式サイトも新しくなりました。
過日は志位委員長も来訪され、赤山地下壕をご案内しました。
最近はよく、赤旗紙でもご紹介いただいております。
大本様にもよろしくお伝えください。
投稿情報: 安房文化遺産フォーラム | 2009年7 月 1日 (水) 22:02