岡山県に対して「チボリ事業に倉敷市は関与せず、県の責任で最後まで解決を」とする倉敷市の最終回答が出されたことで、事業終結に向けた岡山県の対応が注目されています。
1987年故長野知事と財界人らの私的会合「如月会」が、岡山市制百周年記念事業「センチュリーパーク」に、チボリ誘致を計画して21年間、500億円超もの巨額県費投入、倉敷市が100億円出資・融資を行いながら、遂に事業破綻に追い込まれました。
2008年6月「岡山県財政危機宣言」が出されました。チボリへの巨額浪費が原因となったことは明らかです。クラボウへの土地返還が遅れれば、月5000万円の地代が余分に取られます。一日も早い土地返還こそ求められます。
故長野知事の後継者としてチボリを開園させた石井知事は、巨額の県費県費投入及び事業破綻の責任を免れることは出来ません。また、チボリジャパン社への、県20億円、倉敷市15億円を含む160億円もの出資金が、返って来ない場合、その責任は一体誰が負うのでしょうか。県民・市民の税金で補填するようなことは許されません。
チボリへの税金投入、という県政最大の失政に対して、石井知事の責任は重大であり、四選出馬表明は取り下げるべきではないでしょうか。
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