20日総務委員会に、中心市街地活性化基本計画案が示されました。旧基本計画区域よりも線路北に拡げ、クラボウに返還予定のチボリ跡地及び石見町・日吉町の第2土地区画整理区域を加え、175haの区域としています。20080901094710701.pdfをダウンロード
線路南北にまたがる新区域では、南北一体化事業が中心的事業になるはずです。しかし「それは鉄道高架だ」としか書いていません。そもそも「鉄道高架」は、山陽線の、東は大島地下道、西は安江地下道まで、伯備線の大内地下道までの広い区間を一体化するため、600億円超の大型事業であり、その主体は岡山県です。財政危機宣言を発した岡山県が見直し対象にすることは明らかで、「何時出来るかわからない」と言われています。
新区域は、東は寿町踏切から西は石見町踏切までの駅周辺だけであり、そこに寿町踏切地下道が計画決定されています。「50年待たねば」と言われる鉄道高架のために凍結された地下道計画を復活させ、「踏切の渋滞と危険を無くせ」との住民の声に応えることこそ、中心市街地活性化になるのではないでしょうか。
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