「失業給付が最後になったが仕事がない」「家族に障害者を2人も抱え働きに出られない。失業給付が切れたらどうして生活すれば良いか」など、失業者で生活が行き詰った、と言う相談が急増しています。
赤字が続き収入が無くなった業者は悲惨です。廃業・財産整理をするにも資金が必要で、それが出来ないでジリ貧が続く。ハローワークの求人票でも仕事探しは大変。特定の求人に求職者20倍が殺到するので当たらない。やっと見つけた企業に電話を入れると「すでに決まった」と断られる。この企業は本当に人を必要としているのか、と疑問に思う。「派遣」求人はあるが、「派遣切り」に遭ったので「派遣」はもうコリゴリだ。とにかく仕事が無い。カネが無くなった。こうした相談が多くなっています。
こうした相談に、労働組合と労働相談所がのっていますが、その限界が現れてきました。失業者自身の要求運動で失業者対策を勝ち取らなくてはなりません。「失業者に生活できる仕事を」「失業者の生活保障を」の運動を起こし、政府・自治体への緊急要請が必要になっています。かつて戦後復興期に、「全日自労」という失業者組合が結成され、政府・自治体に「失対事業」を出させましたが、そのような運動が必要になってきているのではないでしょうか。
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