「政治とカネ」問題が民主党政権を揺るがしています。「国民が選んだ政権交代」「国民のための予算」が大事だから小沢幹事長、鳩山首相の「政治とカネ」問題を国民は大目に見てくれる、という甘えたような姿勢が見えた途端、世論が猛反発し、民主党政権支持率は急落し不支持が上回りました。
「政治とカネ」問題は政治の原点であり、「清潔な政治」こそ国民が強く求めてきたものです。日本共産党はそのために、「企業・団体献金」禁止を自らに課し、その法制化を求めています。企業献金禁止への代替措置、政党助成金制度にもキッパリ反対し、その受取りを拒否しています。
企業献金、政党助成金を断ち、党機関紙・党費収入・個人献金で活動し、政策を国民の前で堂々と争う、本格的な政党政治こそ求められています。自民党政権から続く、アメリカ言いなり、財界・大企業言いなりの「2つの異常」、そして政党及び政治家の金権体質、これらを変えて、新しい国民のための政治にしていくことが求められています。民主党のやり方はそれに逆行しているのではないでしょうか。
コメント
コメントフィードを購読すればディスカッションを追いかけることができます。