山陽新聞は4日~9日連載「攻防2010参院選」で、日本共産党が「失望票狙い批判先鋭化」で「建設的野党」から「確かな野党」路線に回帰しつつある、と書いています。しかし、これは皮相な見方ではないでしょうか。
日本共産党は国民と共に社会を前進させようとしています。07年参院選では、貧困と格差を生んだ財界・大企業の横暴をただす「確かな野党」として闘い、09年衆院選では、国民の暮らしと権利を守る「ルールある経済社会」、憲法九条を生かした自主自立の平和外交を目指し、軍事費などムダ遣いと大企業・大資産家優遇をただす財政政策を掲げ、民主党政権が出来たときには「建設的野党」で臨む、と訴えて奮闘しました。
この2つの選挙を通じて国民は自公政権を退場に追い込みました。これは「日本の政治にとって前向きの大きな一歩であり、新しい歴史のページを開くものとして心から歓迎する」と日本共産党創立87周年記念講演で志位和夫委員長が述べました。国民の手で社会を前進させる時代が実感され始めた、と言えるのではないでしょうか。
いま、貧困、生活困難、雇用問題、基地問題など国民の苦難を軽減し、暮らしや平和に希望が持てる日本社会へと前進することが切実に求められています。この夏の参院選は、3度目の「真夏の決戦」として、あれこれの戦術ではなく、「国民と共に社会を前進させる」太い流れを起こすことこそ、日本共産党の仕事だ、と思います。そのため私も全力を尽くす決意です。
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