自治体問題研究所主催の「『チボリ』問題を考える市民公開学習会」が開かれました。
報告者は「チボリはいらない倉敷市民の会」代表の高田雅之さんです。過去の経過にも触れながら、現状を鋭く告発しました。
岡山市で始められたチボリ事業。選挙で当選した安宅市長が岡山市撤退を決め、中止されるはずだったのに、長野知事が渡邉倉敷市長に頼んで倉敷へ持ち込んだ。クラボウは「自社計画がある」と受入れを拒否し、大原家関係者は「ノーコメント」としていたのに、県の圧力で受け入れてしまった。
今やチボリはやめるしかない。太平洋戦争の最終段階で、降伏を上奏したとき、天皇が「もう1度戦果を上げてから」と言って、原爆など甚大な被害をもたらした。チボリも今がやめるチャンス。これを逃すと被害は甚大になる。
私も発言を求められ、次のように訴えました。
チボリは、16年前岡山市が拒否し、今倉敷市が拒否した。石井知事は自らの責任を棚上げし、倉敷市が拒否したから重大局面になった、と言ったのは許せない。また、天満屋など財界が「チボリ存続」を言い出しているが、チボリに出資して儲け仕事をもらって、まだ税金を食いものにしようとするのか、と怒りを覚える。
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