原油高騰から市民生活を守る、というテーマで、党市議団が活動を開始し、10日に下津井漁協を訪ねて実情をお聞きしました。
三宅組合長さん、組合員の方々から「舟で漁に出ると赤字を増やすだけ」という厳しい実態がこもごも語られました。
「輸入物に押され、消費低迷で、水産物価格が低く抑えられ、燃料代の上昇は経営に致命的な打撃を与える」「今年は雨が少なく栄養が少ない海で、のりの色が出ない、乾かないので油代が余分にかかる」「飛びエイ被害で貝類が激減している」といったうめきにも似た声が出されます。「農業はまだ守られているが、漁業は価格保障も何も無い」「能力アップした舟は油をたくさんくう。借金も返せない」悲痛な叫びが上がります。
約1時間の懇談で訴えられたことに、私たちは言葉を失いました。何とかしなくては、と強く思いました。
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