「伊東香織新市長はどうですか?」と市民から尋ねられることが度々ありました。6月議会は1週間遅れで開会され、市長の所信表明及び、質問戦での市長の政治姿勢に関する答弁を聞いて、その政治手法が少し明らかになってきました。
全国最年少女性市長と注目され、若い感覚、女性の視点などで、新しい政治の方向が示されるのか、と期待した市民に、失望を与えたことがあります。それは、倉敷駅鉄道高架事業についての答弁です。岡山市で拒否されたチボリを引き受けるかわりに、県事業である鉄道高架をしてもらう、と言った故渡邉行雄市長以来の歴代市長と同じように、「鉄道高架不可欠論」を展開したからです。「開かずの踏切、危険な踏切」解消のための寿町踏切の地下道計画が4半世紀も凍結されたままでよいのでしょうか。チボリへの税金投入を拒否しない点も気になります。大型事業優先で、市民の暮らし・福祉を守ることは出来ないのではないでしょうか。
小山ひろみちの質問全文と伊東市長・執行部答弁要旨は2008.pdfをダウンロード
鉄道高架なんて資源とお金の無駄遣いです。
踏み切りの車線を増やすなどしたら、混雑もある程度は緩和されるのではないですか。
倉敷市は公共交通をこれからどうする積もりなのでしょうか。
東京や松山などは、充実した公共交通機関のフリーパスが発売されていて自在に動き回れるのが羨ましいです。
投稿情報: 名無し | 2008年8 月 1日 (金) 21:58
コメント有難うございます。おっしゃる通り、倉敷駅周辺鉄道高架は「効果の無い」ものです(鉄道高架は新幹線のように鉄道事業者が行う場合はその環境影響が問題ですが)。公共交通充実の立場から道路計画を見直すことが必要になってきていると思います。
投稿情報: 小山ひろみち | 2008年8 月 3日 (日) 01:38