2日、埼玉県坂戸市・鶴ヶ島市水道企業団(給水人口16.6万人)を視察しました。当初水源は地下水だけだったのが、人口増による需要増で、県南で起きた地盤沈下を未然に防ぐため、県営水道からも受水。住宅都市整備公団の大規模開発で水需要が急増したが、水道管敷設などを公団が行ったことで、企業債借り入れは少なく、平成20年度で 全額返還予定とのことです。備南水道は平成18年度決算で企業債残高19億円弱です。
3日、長野県佐久市・小諸市・御代田町・軽井沢町・(株)プリンスホテルによる浅麓水道企業団(給水人口19万人)を視察。浅間山の豊な湧水と地下水が水源ですが、最近「山が乾いてきた」と言われました。地球温暖化によるのかどうかは分からないが、地下水位が下がり、谷間の高山植物の棲息地が消滅した、と言うのです。(株)プリンスホテルのような民間企業が企業団に入るのは異例ですが、同社の敷地を幹線が通るので、そうなったとのことでした。
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