25~27日大阪市で自治体学校が開かれ、大本、末田議員とともに参加しました。私が参加した、「格差と貧困そしてまちの再生」分科会は、26日午前9時、釜ヶ崎フィールドワーク からスタートです。会場の大阪市大が借りている西成プラザは同居の「100円ショップ」が開店せず(住民が「あの店長は横着」と言っていた)、暑い外で30分近く待たされてフィールドワークに出発。
鉄筋コンクリート3階建の労働福祉センターは天井が高く、日雇い仕事を探す人たちが数十人ござ等を敷いて寝ています。約6500人の日雇い労働者のまち、釜ヶ崎には、社会医療センター、夜間緊急宿泊所、救護施設・厚生施設、簡易宿泊所、福祉アパート、ケアセンター、炊き出し公園など、行政とNPO・ボランティアの支援拠点がいくつもあり、暮らし易い地域となっていると感じました。
26日午後は、「横着な店長」の「100円ショップ」も開店し、3階の部屋に入って報告・討論が行われました。その最初が、住民の文化活動の発表で、イギリスで開かれた世界スリーパー(路上・野宿生活者)文化祭で発表した、集団紙芝居を見せてくれました。「社会再参加のまちづくり」が、日雇い労働者の町、釜ヶ崎で着実に進んでいることが良く分かりました。
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