9月議会で私は「故渡辺市長が『チボリを受ければ県が鉄道高架をしてくれる』『チボリは駅北開発に不可欠』と言って、チボリと鉄道高架と駅北開発を3点セットで進めた」と指摘し、「チボリ廃止で、鉄道高架見直しを」と提起しました。
そして「寿町踏切の地下道計画を復活させて南北一体化を進め、土地区画整理など駅北まちづくりは、住民の声をよく聞いて進めるべきだ」と主張しました。
限られた質問時間で主張が不十分でした。かつて議会で、土地区画整理と鉄道高架を切り離すべきだ、と主張したことがあります。その理由は、鉄道高架の側道・仮線用地を生み出すのに、石見町、日吉町の土地区画整理区域では「減歩方式」、区画整理区域外は「買収方式」、これでは不公平だ、という声が土地区画整理地権者から出ていたからです。
そもそも買収方式では、側道・仮線にかかる土地と家が対象で、関係地権者は限られます。これに対して、土地区画整理では区域内(22.5ha)の440人もの土地の地権者及び、移転を余儀なくされる250戸近い居住者に犠牲を強いることになります。
今の仮換地計画には鉄道高架の側道・仮線用地が含まれていることでしょう。しかし、鉄道高架は都市計画決定されていません。都市計画決定されていないものを換地計画に入れてよいのでしょうか。住民合意で土地区画整理を進めるためには、何時出来るかわからない鉄道高架は中止すべきではないでしょうか。
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