21日~23日で山形市と千葉県松戸市の議会運営の視察に行きました。
山形市は人口25万人ですが、県都であり、戦災に遭わず、落ち着いた街並みを残しています。3月議会では最終補正予算審査の予算特別委員会・分科会を3日間、新年度当初予算審査の特別委員会・分科会を3日間と常任委員会1日。代表質問は無く、一般質問日を2日間設け、会派人数按分で8人、順番は抽選です。 6月議会は予算委員会3日間、一般質問2日間です。議員報酬は倉敷市と同じで月67万円。常任委員会視察旅費は15万円以内(倉敷市35万円)、海外視察は年間3人としています。政務調査費は1人月額12万円(倉敷市16.5万円)です。
松戸市は東京都と江戸川を挟んで隣接し、面積61平方km(倉敷市354平方km)人口48万人(倉敷市48万人)の東京の衛星都市です。本年当初予算規模は1164億円(倉敷市1430億円)財政力指数0.932(倉敷市0.954)と人口集中の都市です。3月定例会で、先議議案について本会議提案、常任委員会審査、本会議議決を行った後、一般質問を3日間(会派代表質問)、常任委員会審査を各1日ずつ、予算審査特別委員会は3月議会のみ4日間かけて款項目順に行っています。議員定数は46人(倉敷市43人、合併特例3増で46人)、報酬は月59万円(倉敷市67万円)、常任委員会視察旅費5万1080円、海外視察は平成10年より見合わせています(倉敷市は2期以上の希望者で任期中に1回海外視察、1期目希望者が35万円以内で中国の友好都市を中心とする海外視察)。政務調査費1人月額5万円と調査研究費1人月額8333円です。
どの都市においても、地方分権は議会改革から、として、問題意識をもった取り組みが行われています。
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