岡山地域労組が頑張っています。M派遣会社から派遣先を一方的に変更され、寮からも転出を求められたSさんが、引っ越し先が決まらず、寮の入居延期を求めていました。ところが会社側は、変更した派遣先への「派遣止め」を行うとともに、寮からの立ち退きを命じてきました。そこで、県労倉敷の労働相談に行き、その場で「岡山地域労組」(藤田弘赳執行委員長)に加入しました。労組は、直ちに団体交渉を会社に申入れ、①原職場復帰②休業期間の賃金補償③社会保険への加入④採用時からの年次有給休暇の補償を求めました。その結果、Sさんは原職場復帰し、休業期間の賃金の全額補償などを確約させました。
倉庫業のB社の社員や非正規労働者が「地域労組」に加盟し、残業手当の支払い、有給休暇、社会保険、雇用保険を要求しています。
いま、こうした労働基準法を無視した働かせ方が各地で問題になっています。そこにいるのはほとんど20~30歳台の若者です。未来を担う若者の働く場が、人間性を奪うような状況は直ちに改めさせなければなりません。
12月議会で私は、雇用実態調査を倉敷市に求めました。今年度中に調査する、との答弁を引き出しましたが、倉敷市として、正規雇用拡大に一層力を入れるよう求めて行きたいと思います。
すばらしい成果ですね。
「正規社員」は、いまの青年のあこがれになっています。成果を広げたいものです。
投稿情報: 大野 | 2008年2 月 8日 (金) 00:45